「狙ったところにボールがコントロールできない」
「自分の打ったボールがどこに飛んで行くかわからない」
普段レッスンをしていると、このような悩みを良く耳にします。
そのような時は、何に注意すれば改善できるのでしょうか。
ボールが意図した場所に打てるようコントロールできるためには、「打球時のラケット面の向きが正しいこと」が重要です。
ボールがラケットに接する時間は1000分の3〜5秒とほんの一瞬です。当たった瞬間にはラケットからボールは離れ、ボールの飛んで行く方向は決まってしまいます。そのため、当たった時のラケット面が向いている方向が重要です。
しかし、実際にラケット面の向きを常に意識しながらプレーすることは、特に初級者の方には難しいかもしれません。
ラケット面を意識する代わりに、自分の打ったボールがどこに飛んでいったかを把握することで面の向きを理解することができます。
自分の打ったボールを把握できることで、方向だけではなく、スピード、高さ、深さ、回転、到達時間と、ボールをコントロールするための必要な情報を取り入れて、より正確にボールをコントロールすることができるようになります。
また、ラケット面の向きはボールを打つ瞬間だけでなく、ボールを捕らえるタイミングや場所によっても変化します。そのため、練習する際には打ったボールの方向に加え、タイミングにも注意を払うことが大切です。
以上のポイントを押さえて、正しい打球技術を身につけることが、テニスの上達にとって大切なことです。
このような意識で練習するには、自分の打ったボールの方向を落ち着いて確認できる球出し練習がオススメです。
ラケット面の向いている方向を把握しボールを正確にコントロールするためには、自分が打ったボールの方向をまず把握するようにしましょう。
まとめ
・ボールは面の向いている方向に飛んで行く
・飛んで行ったボールを見ることで面の向きがわかる
・面の向きはボールが当たる場所やタイミングで変わる
・タイミングも意識して練習しよう
・自分が打ったボールの方向を球出し練習で把握しよう
TMCFでは東京新宿区のトマステニスコートで「球出し基礎練習会」という練習会を開催しています。
皆様のご参加をお待ちしています。
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