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時間の余裕があるほど身体は動く

2021/06/05
 
ふっしーの雑記帳
この記事を書いている人 - WRITER -
ふっしー
伏見 大輔(ふしみ だいすけ)/TMCF代表/フリーランスのテニスコーチ/東京都板橋区を中心に都内でプライベートレッスン・初級者向けレッスンを開催/テニススクールにて業務委託でレッスン/テニスコーチ歴は17年(2022年現在)/7ヶ所のテニススクールにて指導経験あり

時間の余裕があるほど身体を動かす時間があるので、身体を使って打ちたいと思ったら、時間を十分に確保する必要があります。

例えばストロークの打ち合いであれば、バウンド地点からインパクトまでの縦の距離を確保することで時間を作ります。

体幹は力強くゆっくり、末端は素早く動く

体幹部は力を生み出せますが、末端部に比べると素早い動きはできません。

末端部は素早い動きは出来ますが、体幹部ほどの力は生み出せません。

この事から身体の動きを使って打つためには時間が必要になってくることがわかります。

時間の余裕の感じ方は人によって違うもの

この時の時間というものはただ単に秒数ということではなく、プレーヤー個々の実力によって変わるものです。

上級者ほど打った直後にすぐ次のボールに対しての準備を始めています。

そのためボールの速度が速かったとしても、次にボールを打つまでには十分な時間を確保できています。

なので速いボールの打ち合いでも、余裕がある様に見えます。

初級者に近いほど打った後に次のボールに意識が向いていない傾向にあります。

自分の打球が思ったところに行かなかったことや、インパクトで上手く当たらなかったことに意識が留まってしまうことが多いです。

それを気にしている間にも、ボールは動き続けています。

そして気づいた頃にはボールが目の前まで来ているので身体を使う時間は残されていません。

時間を確保するには次のボールに気持ちを切り替える

打った後に素早く飛んで行ったボールを探すトレーニングをする事で、次打つまでの時間が確保できる様になります。

それにより身体を使って打てる様な状況が準備されます。

状況(時間)によって身体の動きは変わる

ラリーには「有利な状況」「不利な状況」「どちらでもない状況」があります。

テニスでの身体の動きは、ボールを受ける際のプレーヤーの持ち時間に関係しています。

打つまでの時間が十分あり余裕を持って打てるときほど体幹部分が動きやすいです。

打つまでの時間がなくて打つときほど身体の末端部分のみが動き、体幹部分は時間がある時ほど動きません。

例えばゲーム中、雁行陣の後衛でストロークを打っています。

クロスのロングラリーで相手のボールが厳しくない状況で打つ時は身体が動いて打つような状態になりやすいです。

それが、自分のストロークが前衛にポーチされ、その返球にとっさに反応したような時は、時間があって打つ時ほど身体が動いて打つような状態にはなりません。

どちらが良いか悪いかではなく、テニスでは状況に応じて、このどちらも出来ないといけません。

ラリーで時間を確保する方法

ストロークではバウンドからインパクトまでの縦の距離を程よく確保することで時間の余裕が生まれます。

ボレーは距離は変わらないので、打ったらすぐに飛んで行ったボールに意識を切り替える事で、次打つまでの時間が確保されます。

ただし、ボレーの場合は距離が近いためそもそも時間がない状況で打ちます。

そのためストロークほど身体が動いて打つ必要があるショットではないという事は抑えておかなければなりません。

このようにしっかり時間を確保して打ち合う事が身体を使って打てることにつながっていきます。

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伏見 大輔(ふしみ だいすけ)/TMCF代表/フリーランスのテニスコーチ/東京都板橋区を中心に都内でプライベートレッスン・初級者向けレッスンを開催/テニススクールにて業務委託でレッスン/テニスコーチ歴は17年(2022年現在)/7ヶ所のテニススクールにて指導経験あり

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