テニスにおいて、ボールを表す要素は5つあります。

  1. スピード
  2. 高さ
  3. 左右
  4. 深さ
  5. 回転

これらを「ボールの5要素」といい、この5つによって飛んでいくボールを表す事ができます。

とはいえ、練習の時にいちいちこの5要素を考えている暇はありません。

そのため、「エリア」と「時間」と置き換えて考えていきます。

目標となる「エリア」とそこに到達するまでの「時間」を決める事で、上記のボールの5要素も決まります。

練習では「プランニング」といって打ちたいボールの狙いを持った上で練習しますが、このプランニングがボールの「エリア」と「時間」ということになります。

時間と言われてピンとこない人は、まずは自分が打ったボール、または人が打っているところを後ろから見て、時間を把握するところから始めていきます。

テニスは時間のやり取りをするスポーツなので、ここでいう時間の感覚というものが、試合においても練習においてもとても重要な基礎となります。


ふっしー

伏見 大輔(ふしみ だいすけ)/TMCF代表/フリーランスのテニスコーチ/東京都板橋区を中心に都内でプライベートレッスン・初級者向けレッスンを開催/テニススクールにて業務委託でレッスン/テニスコーチ歴は17年(2022年現在)/7ヶ所のテニススクールにて指導経験あり

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