1月からのスクールのレッスンテーマが「フットワーク」になります。

それを機にフットワークについて考察してみました。

目次

フットワークの前提

まず前提としては以下の3つです。

  • フットワークは状況によってその都度変わるもの
  • ボールが向かってくる時にフットワークに意識を向けるべきではない
  • フットワークを身につける場合はボールを打たずに、またはクローズドな状況で練習する

フットワークは状況によってその都度変わるもの

テニスはオープンスキルのスポーツなので、フットワークを含め、自分の動きはその都度変化していきます。

変化にいかに対応できるかが重要なため、常にフットワークは変化する状態でなければなりません。(身体の動きは常に変化する

ボールが向かってくる時にフットワークに意識を向けるべきではない

特に注意してほしいのはボールが向かってくる時はフットワークに意識を向けるべきではないということです。

「踏み込んで打つ」や「体重移動をしながら打つ」などと考えて打つとボールが見えなくなります。

ボールが向かってくる時はボールに注意を向けて打つ事が重要です。(注意容量の限界

身につける場合はボールを打たずに、またはクローズドな状況で練習する

私がレッスンでフットワークの練習をする時の考え方を紹介します。

まずはボールを打たない状況で足の動きの感覚を掴んでもらいます。

そしてハンドトスの球出し等の様に、状況をできるだけ変化させず難易度を下げて練習します。

そのように練習した上で、オープンな状況でのラリーではボールに意識を向けさせる様にします。

また、目標となるフットワークがおきやすい状況を球出しやヒッティングで作り出して、プレーヤーの反応を観察します。

この様に取り入れる事でボールへの注意の阻害が避けられつつフットワークを練習する事が出来ます。

 

次回は「フットワークの機能」について考えていきたいと思います。

カテゴリー: テニス

ふっしー

伏見 大輔(ふしみ だいすけ)/TMCF代表/フリーランスのテニスコーチ/東京都板橋区を中心に都内でプライベートレッスン・初級者向けレッスンを開催/テニススクールにて業務委託でレッスン/テニスコーチ歴は17年(2022年現在)/7ヶ所のテニススクールにて指導経験あり

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